DHAとEPAには弱点がある

青魚をたっぷり食べていればDHAとEPA摂取は大丈夫!」と、言い切れないのはなぜかというと・・・

 

まず一つめの理由として、「DHAとEPAは、とても酸化しやすいという大きな弱点がある」というのが挙げられます。

 

たとえば、「魚が特価で売られていたら、まとめ買いをして冷凍」というのはよくある光景ですが、実は、魚の脂の酸化をブロックできるのは、マイナス30℃以下レベルだと言われています。

 

マイナス18〜20℃程度が精いっぱいの、家庭用冷蔵庫のフリーザーでは、たった数週間程度の冷凍保存でも、DHAやEPAの酸化が進んでしまう可能性が高いのです。

 

調理過程でDHAやEPAが減る!?

DHAやEPAの問題と言えば、「加熱をともなう魚料理においては、DHAやEPAが減ってしまう」という点も、見逃せないポイントです。

 

焼き魚にすれば網の下に脂が流れ落ちますし、煮物にすれば煮汁に脂が逃げ、揚げ物をすれば揚げ油に脂が逃げる・・・というように、加熱調理をすれば必ずと言っていいほど、DHAやEPAの量は減ってしまうのです。

 

刺身で食べてばかりでは塩分過多の問題も!?

というわけで、DHAやEPAは酸化しやすく、しかも加熱調理をすれば減少してしまう、という問題を抱えています。

 

それなら「新鮮な魚を刺身でたっぷり食べる」というのが一番よさそうですが、実はこれも、問題なしとは言えません。

 

というのも・・・刺身を食べる時、しょうゆをつけますよね。このしょうゆの塩分が問題なのです。

 

特に、「脂が多い(つまりDHAやEPAが豊富な)刺身を食べる時は、しょうゆをついつい多めにつけてしまう」というような人は、しょうゆによる塩分過多のリスクが出てきます。

 

毎日のようにたっぷり刺身を食べる行為というのは、人によっては「毎日のようにしょうゆをたっぷり摂る行為」にもなりかねないのです。

 

もちろん塩分と言えば、「煮魚の煮汁の塩分や、焼き魚にしょうゆをかける」といった点でも注意が必要ですが、刺身につけるしょうゆの量というのは、意外と意識しない人が多いだけに、思わぬ落とし穴になるケースもあるんですよ。

 

醤油の量に気をつけたとしても、毎日青魚のお刺身をたっぷり食べるというのは、よほどの好物でない限り飽きてしまうので、あまり現実的とは言えません。

 

このようにDHAやEPAを十分に食べ物から摂るには、「新鮮で脂ののった青魚を、なるべく加熱によるロスを無くして、塩分控えめで、量的にはそれなりのボリュームを、しかも毎日食べる」という条件をクリアしなければいけないので、実現はなかなか難しい、という結論になるのです。

サラサラ血液になるために魚を食べてさえいれば大丈夫?関連ページ

サラサラ血液対策には「青魚+サプリ」が理想的
サラサラ血作りに役立つDHAやEPAは、青魚類の脂に多く含まれていますが、「食事で青魚を食べることだけで、十分なDHAとEPAを摂取する」というのは、現実問題としてなかなか難しいもの。 そこでおすすめしたいのが、「DHA・EPA含有のサプリを利用する」という方法です。
サラサラ血液のためのサプリ選びのポイント
サラサラ成分DHA&EPAのサプリメントは数多くありますが、どれでもいいから飲んでおけ、というわけではありません。ちゃんと質の良いものを選べるように、見極め方を紹介します。